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よくある症状

嘔吐

嘔吐

細菌感染やウイルス感染のほかにも
様々な原因があります

犬や猫は比較的吐きやすい動物です。
生理現象で吐く場合もありますが、おもちゃの誤飲や中毒物質の摂取で嘔吐する場合もあります。
ここでは、嘔吐の主な原因や治療法についてご紹介しています。

主な原因

嘔吐の原因は様々です。
あまり様子を見ず受診されることをお勧めします。

嘔吐の原因
  • フードやおやつ、その他食べたものが合わなかった
  • 細菌感染やウイルス感染、内部寄生虫
  • 異物摂取(おもちゃ・ビニール・梅干しや桃などの種など)や中毒物質(チョコレート・玉ねぎ・人体薬など)の摂取
  • 代謝性疾患(腎臓病や肝臓病)によるものや炎症性疾患、腫瘍、膵炎、内分泌疾患(糖尿病など)による慢性的なもの

治療方法

制吐剤や胃酸を抑えるお薬、胃の粘膜を保護するお薬、炎症を抑えるお薬などを使って治療をしていきます。
異物などがある場合、催吐処置をしたり内視鏡で異物を取り出すこともありますし、手術で異物を摘出しなくてはいけない場合もあります。
代謝性疾患や内分泌疾患などで状態が悪くなってしまっている場合には、点滴をして状態を改善しなくてはいけない場合もあります。
いずれの場合も嘔吐してしまうということは、体を維持するための栄養素が摂取できなくなってしまうということなので、血液検査やレントゲン検査、エコー検査などでその原因を早めに突き止め治療をすることが大切だと思います。

病気の一例

よくあるのが盗食(ぬすみぐい)です。
テーブルの上にあった玉ねぎがたくさん入っているハンバーグを食べてしまった、チョコレートを食べてしまった、飼い主さんが飲んでいるお薬を飲んでしまった…など、「食べさせてはいけないものと分かっているのに、食べてしまった!」ということがあります。
嘔吐の症状が出る前であれば、催吐処置で何とか中毒に至らずに済むことがあります。
食べたことに気づかずに嘔吐などの症状が出てしまった場合には、点滴をしたり症状を抑えるお薬を使って治療を行います。
あっという間に食べてしまうことが多いので、テーブルの上に食べ物を置いている場合などは盗食をしないように注意が必要です。

様子を見ても大丈夫そうな場合

元気もあるし食欲もある。朝ごはんの前に少し胃液を吐いてしまったけれど、その後すぐに欲しがったのでご飯をあげたら普通に食べてくれて、そのあとも元気で吐くことはない。という時の嘔吐はお腹が空き過ぎてしまったからかもしれません。
しかし食事の与え方や質などの改善が必要なケースもありますので、頻繁であればご相談ください。

ねこちゃんの場合(特に長毛)、胃の中に毛玉がたまってしまい時々吐くということがありますが、この場合も元気で食欲があり日常生活に問題がなければ様子を見てもいいでしょう。
毛玉ケアのフードにしてみたり、ブラッシングで抜け毛をあらかじめまめに取ってあげることも予防につながります。

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