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ワクチン・予防

ペットの命を危険にさらさないためにも
ワクチン接種や予防を行いましょう

ワクチンや駆虫、フィラリア予防などを行う事によってペットの命や健康を守ることが出来ます。また、他のワンちゃんやネコちゃんからの感染を未然に防いだり、人への影響がある病気を防いでくれる効果があります。
大切な家族の一員であるワンちゃん、ネコちゃんが病気になる前に、しっかりとワクチン接種や予防を行いましょう。

予防スケジュール

生後8週齢(2か月齢)

  • 5種混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • 糞便検査

生後10週齢

  • 消化管内寄生虫駆虫
  • 糞便検査

生後12週齢(3か月齢)

  • 5種または7種
    混合ワクチン
  • 狂犬病ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • ノミ、ダニ駆除
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射
  • 糞便検査

生後16週齢(4か月齢)

  • 5種または7種
    混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射

1歳齢

  • 5種または7種
    混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射

成犬

  • 5種または7種
    混合ワクチン
    生活スタイルによって選択
    1年ごと追加接種
  • 狂犬病ワクチン毎年接種
  • 消化管内寄生虫駆虫毎年1回以上駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射
  • 糞便検査1年に1回

生後8週齢(2か月齢)

  • 3種混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • 糞便検査

生後10週齢

  • 消化管内寄生虫駆虫
  • 糞便検査

生後12週齢(3か月齢)

  • 3種または5種
    混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射
  • 糞便検査

生後16週齢(4か月齢)

  • 3種または5種
    混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射

1歳齢

  • 3種または5種
    混合ワクチン
  • 消化管内寄生虫駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射

成猫

  • 3種または5種
    混合ワクチン
    生活スタイルによって選択
    1年ごと追加接種
  • 消化管内寄生虫駆虫毎年1回以上駆虫
  • ノミ、ダニ駆除4月から10月まで毎月投与
    (通年駆除推奨)
  • フィラリア予防5月から11月まで毎月投与
    (通年投与可能)
    または1年に1回注射
  • 糞便検査1年に1回

ワクチン・予防の種類

混合ワクチン

ワンちゃん

犬パルボウイルス感染症、ジステンパーウイルス感染症、犬レプトスピラ症など死亡率が高い病気があります。
特に子犬や老犬の場合、免疫力が低下していますので命に関わることがあります。しっかりと予防してあげましょう。
当院では、生活環境に合わせて、5種または7種混合ワクチンをお勧めしています。

予防できる病気5種混合ワクチン7種混合ワクチン
犬ジステンパーウイルス感染症
犬パルボウイルス感染症
犬アデノウイルス2型感染症
犬パラインフルエンザ感染症
犬伝染性肝炎
犬レプトスピラ感染症黄疸出血型
犬レプトスピラ感染症カニコーラ型

ネコちゃん

一度かかってしまうと治らない病気もあります。また、子猫や老猫の場合、免疫力が低下しているため命に関わることもありますので、しっかりと予防してあげましょう。
当院では、生活環境に合わせて、3種または5種混合ワクチンをお勧めしています。

予防できる病気3種混合ワクチン5種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎
(ヘルペスウイルス)
猫カリシウイルス感炎症
汎白血球減少症(パルボウイルス)
猫クラミジア感染症
猫白血病ウイルス感染症

狂犬病ワクチン

狂犬病は、人にも感染する病気です。ワンちゃんだけでなく我々を守るためにも狂犬病ワクチンは接種しましょう。
また、狂犬病予防法という法律で狂犬病の予防接種は1年に1回の接種が義務付けられています。
当院では、いつでも狂犬病ワクチンの接種が可能です。

接種希望の方

市町村から届くハガキを持参してください。
初めての方は、登録が必要です。
当院では、登録の代行もしておりますので、わからない場合はお気軽にお声かけください。

消化管内寄生虫駆虫

お腹の中に寄生虫がいる場合があります。その中には、人にも感染する寄生虫もいます。
ワンちゃん、ネコちゃんだけではなく、我々人間も守るために消化管内寄生虫の駆虫は定期的に行いましょう。
子犬や子猫の場合、3〜4回の駆虫が必要です。
また、当院では、フィラリア予防薬と一緒に駆虫できるお薬をお勧めしています。

ノミ、ダニ駆除

ワンちゃん、ネコちゃんにとってノミ、ダニは皮膚炎やアレルギーを引き起こすだけでなく、病気の原因にもなります。
ノミ、ダニは人を刺すことで人に病気が引き起こされることもあります。
ここ数年、日本でも人の死亡例が見られる怖い病気の一つとしてSFTS(重症熱性血小板減少症候群)があります。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介性感染症です。
6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱や嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、意識障害、皮下出血、下血などを引き起こします。
ワンちゃん、ネコちゃんと我々を守るためにノミ、ダニの予防は必要です。
ノミは、室内であれば1年中活動しています。また、ダニも一部の種類は冬でも活動しているといわれています。
そのため、一年を通しての駆虫をお勧めしています。

フィラリア予防

フィラリア症は、蚊に刺されることで心臓に寄生したフィラリアが引き起こす、命に関わる病気です。
ワンちゃんもネコちゃんもかかってしまう怖い病気です。
お家の中で生活していても、蚊に刺されてしまいますが、予防していれば100%防ぐことができる病気です。
そのため、予防が重要になってきます。
福島市では、5月から11月まで計7回の予防薬の投与をしましょう。

注意

毎年予防薬の投与前には、血液検査が必要です。
もし、すでにフィラリア症にかかっている場合は、副作用が現れる可能性があります。

フィラリア予防薬について

フィラリア予防薬は、いくつかのタイプをご用意しています。
ワンちゃん、ネコちゃんが嫌がることなく予防できることが最善と考えております。
当院では1つでフィラリア、ノミ、マダニ、消化管内寄生虫を同時に予防できるオールインワンの予防薬をお勧めしています。

フィラリア予防薬ワンちゃんネコちゃん
チュアブルタイプ
タブレットタイプ
スポットタイプ(滴下)
注射タイプ

ペットの健康のために

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