ワクチン・予防
避妊・去勢手術
望まない妊娠・出産の予防のほか
病気の予防にもなります
望まない妊娠出産の予防のほか、性ホルモンに関連する病気の予防のために行う手術になります。
避妊手術は女の子が受ける手術のことで、卵巣や子宮の摘出を行います。
去勢手術は男の子が受ける手術で精巣を摘出します。
避妊・去勢を受ける時期
ネコちゃんの場合、繁殖可能になる月齢は女の子が生後4～12か月、男の子は生後8～12か月となっています。
当院では、通常生後6か月くらいの手術をおすすめしています。
ワンちゃんの場合、生後6か月齢位が避妊・去勢の時期としてお勧めするケースが多いですが、犬種や大きさにより適期を検討しアドバイスしています。
メリット
避妊
- 乳腺腫瘍の発症率を下げる
- 卵巣、子宮の病気を予防できる
- 発情による行動の変化やストレスの軽減
- ワンちゃんの場合、発情時約半年に一度の出血（生理）がなくなる
去勢
- 感染症や精巣の病気の予防
- マーキングの防止
- 発情期に異常に外に行きたがるなどの問題行動を予防
- ワンちゃんの場合、足を挙げての排尿姿勢やマーキング、マウンティング行動の軽減
デメリット
- 太りやすくなる
- 子孫が残せなくなる
- 全身麻酔のリスクがある
手術の流れ
ご予約
避妊手術・去勢手術をご希望の場合は、事前にご予約が必要です。ご予約の際に手術前の診察日や検査などについてご説明させていただきます。週末に手術をご希望の方は、お早めにご連絡いただくことをおすすめします。
手術前日
手術は全身麻酔下にて行いますので、諸注意はその前の診察の時に詳しくお伝えしますが、ご心配があれば遠慮なくお問い合わせください。
手術当日
当日は絶食絶飲にてお越しいただきます。
ご予約時間（午前中）にいらしていただき、同意書にサインをしていただきます。ワンちゃん、ネコちゃんをこちらにお預けいただきましたら飼い主様はお帰りになっていただけます。
術後
ネコちゃんの去勢の場合は、当日の午後にお迎えができます。
ネコちゃんの避妊、ワンちゃんの避妊・去勢手術の場合は、次の日にお迎えにいらしていただきます。
お迎えのお時間は、午前でも午後でもご予約をお取りすることが可能です。お預かりする際にお申し付けください。
術後は当院でご用意するエリザベスカラーや術後服などを選ぶことが可能ですが、お手持ちのカラーや術後服がございましたら、お持ちいただくことも可能です。（基本ネコちゃんの去勢手術の後はカラーや術後服は必要ございません。）
